えりんぎのブログ

世界の片隅で愛を求める孤独なキノコの魂の叫びを聞け!…聞いてください( )アルコールと音楽とセッ●スとお薬をこよなく愛するえりんぎによるえりんぎのブログ

「飛田で生きる」「飛田の子」を読み終えて





おひさしぶりですエリンギです。

ご存知な方が多いかと思いますが、某店で某源氏名で風の民をしてます。



以前のブログにもツイにも書いたけど本当に店の人も送迎するドライバーさんも優しくて凄く凄く可愛がってもらえました。

他店のドライバーさんにも気に入ってもらえて写メ日記をチェックしてもらったり、接客について教えを乞うたりしました。



以前からツイを見てた人が思うかもしれませんが、結構楽しく働いてました。

見知らぬおっさんのちんぽしゃぶる仕事なんて、なにが嬉しくてやらなあかんのや~って。
でもそれを払拭するためにも自分が楽しんでました。

楽しそうにプレイしなきゃ、お客様も楽しめない。

そう思って頑張ってました。




頑張ってた結果がリピ様にあたると思ってました。



ちゃんと心から通じ合えてると思ってました。



 
でも何がきっかけか。

Twitterで有名になりすぎたから?

それとも私怨?

わからないですけど掲示板でも垢晒し、性病バレからの職場晒し……。

垢を晒されたことは何とも思いません。

性病は職業病だと思ってます。
誰にうつされた、誰にうつした、なんて特定できません。
だからこそ誰も責めません。

もちろん自分の健康の維持も大事ですが、風を利用するお客様は常習的なので、仮に私がお客様に移したとしても、更にほかの女の子にも伝染すリスクがあります。
だからこそ自分はツイやブログを通してキセクに伝えたかったし、できれば写メ日記にも書きたかった。

でも垢晒しのおかげで検査に行ってくれたお客様もいるようなのでそれはすごくよかったです。

わたしは短期間で沢山のお客様を接客してきたけど、一人一人と向き合ったし、人として関わる努力はした。
嫌いな人なんていなかった。

「この人には風を利用する理由がある」

とか思ってその人の心まで癒せる時間を過ごしたかった。

そんな気持ちで働いてたけど、実際は身体はキツいし怖いこともありました。

それでもお客様に向き合って満足いただけるように心がけていました。

だからこそ手のひらを返したように罵倒する掲示板のお客様の言葉が刺さった。

数十分でも密室で濃厚な時間を過ごしたのに、今では完全にバイオテロ扱い(笑)

自分の接客が悪かったからお客様、本当は不満だらけだったのかな~とか思ったりしました。
もっと満足していただけるプレイをすべきだったのか…って考えたり。

私の働いてた時間が、私のお客様への思いが、全部しょうもないものに感じました。

さらには風で働いてることがバレてる昼職の同僚にも陰口を言われまくり、挙句の果てにブロックされたり。
誘ってもらえない集まりがあったり。

味方もいない中、辛い思いをして接客してたのに。
風嬢ライフを全否定された気がしました。

働く意欲なんてとっくになくなってて働きたいと思わなくなりました。
働くことが怖くなりました。

変なお客様が来るんじゃないか、とか。
悪いお客様が来るんじゃないか、とか。

そんなビクビクした状態で、だんだん出勤から足が遠のきました。

そんなとき、ふと本屋で



「あ、あの本まだ読んでなかった。」




と思って買ったのがこれでした。






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そして昨夜、「飛田の子」と「飛田で生きる」を読み終えました。


私は飛田もホテヘルもデリヘルも経験しました。

「働く女の子」としてはとても優秀だったのではないかと振り返ります。
無遅刻・無欠席。
店の人やドライバーさんにも旅行のお土産は渡すし、雑談もする。
ただほかの女の子とも挨拶や一言二言は話すが仲良くはしない。
決してプライベートは出さない。
出勤確認がくる前に自ら連絡する。
ホテやデリのアウト時間の連絡も店より先にする。
明確な目標があり、きちんとした本職がある。


私としては当たり前だったんですけど、ルーズな人が多い世界ですからね。


昨日、風嬢ツイッタラーあおいちゃんと飲みに行ってて、その勢いで決めました。


「今の店から籍を外そう」



もう出勤したくなくなってて、でもお金は必要で、どうしようかと悩んだ末に決断しました。

私はスカウトさんもすごく良い人なのでまずはお店を紹介してくれたスカウトさんに連絡しました。

お店をやめます、と。


スカウトさんからはお店での評判が良かったことを初めて聞きました。
すごく落ち込んでたことだったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。
それなりに頑張ってたところはきちんとスカウトさんまで届いてたんだ~って。


私の儲けの一部はスカウトさんにも渡ります。
だからこそ私が働けば働くほどスカウトさんも儲かる。
3月の儲けは凄かった。
でもそれがきちんとスカウトさんの手に渡るとめちゃくちゃ嬉しかった。


だから気持ちよく辞められると思いました。



お店にも連絡し、お店に引き止められましたが、お店はあくまで女の子をキープする必要はあります。
だからお店の人に引き止められるのは当たり前かと思います。

だからわたしはスカウトさんから教えて貰ったことがすごくすごくすごく嬉しかったです。


本を読んで飛田のことを鮮明に思い出し、改めてあの街を好きになりました。



次は身バレしない飛田でまた働きたい、なんて思ったりもしながらスト低は綺麗になるべくダイエットを決意しました。

痩せて、可愛くなって、客を取ろう。



風の民ではなくなってしまいますが、いつかきちんと料亭の仲居さんに戻れるように……頑張るぞい。













最後にステマじゃないけど、本当に飛田は素晴らしい街です。


飛田の良さは本にも詰まってます。

ただ行かないとわからないです。


男性であるなら1度は行ってみてください。
行く価値は大いにあります。

















ではまた更新します。